つくばシルバーリハビリ体操指導士会

二宮交流センターへ指導士派遣

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令和3年度二の宮交流センター前期講座の講師について、二の宮交流センターより当会に講師派遣依頼がありました。

【依頼の詳細については下記を参照】

二宮交流センター依頼書

6月9日の開講式に大久保会長より下記の講話が受講者の方々に為されました。

二の宮交流センター事業資料

◆2040年の日本の高齢者を取り巻く社会環境(介護・認知症)について

日時:令和3年6月9日(水)
場所:二の宮交流センター大会議室
担当:つくばシルバーリハビリ体操指導士会

1.どう支える!人生100年時代の高齢者の健康対策・・・・・=シルバーリハビリ体操=

 2040年の日本は、世帯数5,075万、65歳以上44.2%、(茨城県内46.8%・国内1位秋田県57.1%)、75歳以上24%、一人暮らし40.0%(茨城県内35.4%・国内1位東京都45.8%:大阪府45.8%)512万人、75歳以上の世帯数は、1,217万と全体の4分の1を占めます。

 今後の周辺地域は、高齢者対策を重視した戦略プランが大切になります。人生100年時代で健康長寿・健康寿命延伸の社会となります。更に、非婚化も増加し、家族構成も変化しつつあり、社会からの孤立を無くし、安心して生活が出来る仕組みづくりが重要であります。

(1)健康について
   健康長寿(男性80,28歳:女性86,33歳)
   健康寿命延伸(男性72,5歳:女性75,52歳)
(2)2040年への周辺地域の居場所づくり
(3)健康づくりで閉じこもり・貧困化・孤独化対策

2.介護予防・認知症を防ぐための ~5つのポイント~    =シルバーリハビリ体操=

3.認知症は家族から社会へ 「介護保険持続課題」認知症基本大綱=シルバーリハビリ体操=

政府は、予防策を柱とした認知症対策の大綱を発表。

5つのポイント、
  ①70代の発症を10年で1歳遅らせる。
  ②70代の認知症の人の割合を1割減少させる。6年間で6%の低下を目指す。
  ③発症・発症後の進行を遅らせる予防対策
  ④認知症になっても自分らしく暮らせる社会の実現
  ⑤バリアフリーの推進等
です。

 団塊の世代全員が75歳以上になる2025年には、認知症約700万人に達します。 2000年4月の介護保険法施行から約20年、4人に1人が65歳以上の超高齢社会です。保険料は全国平均/月2,911円、利用者負担額は、一律1割でスタートして、18年の保険料は全国平均/月5,869円(つくば市は県内1位/月6,050円)、所得の高い方は3割の利用者負担です。 「支え手」も、家族から社会へと変化します。2040年は、介護保険の持続性が問われる年となります。

(1)保険料は、市町村で3年ごとに変化、個人負担の増加が課題
(2)行政の認知症対策が今後の課題(軽度から認知症の費用等負担関係など)
(3)認知症推移の抑制について

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